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青果物案内

市場便り

いちご(あまおとめ)

2023-01-10
本日、twitterのアイコンを今が旬のいちごに変えました

その流れで久々に更新しました。いちご(あまおとめ)です。


聞いたことがあるかもしれませんが、一般的にイチゴは果物として扱われていますが、現在の日本には統一した基準がなく植物の分類や農業上では野菜になります。

これは、日本では果実は「木」になる物であり、畑で作る草本類を野菜と定義しているからだそうです。
政府の統計でも、野菜として扱われていると思えば果物として扱われているものもあり、あいまいなようです。

海外では分類の考え方が違い、あくまでも「フルーツ」として扱われています。


本来、露地物の旬は3月~4月くらいの春後半でした。しかし現在はハウス栽培の技術や品種改良によりどんどん早くなってきています。

ほとんどがハウスで早い時期から収穫されるようになったため、露地栽培での収穫盛期である4月、5月にはすでに終盤を迎えていたり、気温が上がりすぎていちごが傷みやすくなっています


あまおとめはもともと愛媛県独自のオリジナル品種でした。2009年に品種登録され、2016年頃より、他県でも栽培することが可能になったようです。

確かに、最近見るようになった品種です。

極早生種で11月下旬ごろから収穫でき、年内の収量が多い特徴を持っています。12月の早い時期に出荷できる大粒のいちごを目指して開発されたそうです。

果実は大きめでやや縦長の円錐形です。鮮やかな紅色ですが、厳冬期は色付きがやや悪く、ヘタの近くが着色しきらず白っぽいものも多くみられます。

そのため酸っぱそうな見た目になりますが、糖度が高く甘いいちごです


あまおとめは早くから収穫できますが、1番おいしい時期は1月~3月ごろです。皆さんも見かけたら是非食べてみてください
株式会社小林青果市場
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