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12月に入り、よりいっそう冷え込んできました。お鍋がおいしい季節ですね

本日は、そんなお鍋に欠かせない白菜です

白菜が最もおいしくなるのは、霜が降りるころの晩秋から冬にかけて、11月～2月頃までになります。その頃、白菜はギュッと結球し、より甘みを蓄えておいしくなるそうです

白菜にはゴマ症といわれる、茎に黒い斑点が多数現れる現象があります。これは症と付いていますが、病害でも虫害でもありません。タンパク質がα-アミノ態窒素に変化したもので、ポリフェノールの一種です。栽培の際に与える窒素肥料過多による、外葉の過剰肥大が引き起こす光合成不足により発生しやすくなります。そのため1株の重さが重いほど多く発生しやすく、食べても害はありませんので、斑点があっても気にせず食べてください。

白菜は水分が多く淡色野菜なので、栄養価が低いように思われがちですが、ビタミンやミネラルがバランスよく含まれています。特に体内の余分なナトリウムを排出するカリウムを多く含むので、高血圧の予防にも効果があるといわれています

白菜は鍋以外にも、蒸し料理やスープ、和え物や漬物、サラダなどにも使えます是非おいしい今の季節に調理して食べてください