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11日は鏡開きでしたね。みなさん善哉は食べられましたか？私は餅も甘いものも好きなので、毎年、この日に食べる善哉が楽しみです

さて、今日はめの餅です。カラフルな餅を榎木(えのき)の枝に刺したもので、祝の紅白に、粟餅(あわもち)に見立てた黄色と、蓬餅(よもぎもち)に見立てた緑色の4色を使います。

南九州、西諸県地方特有の風習で、厄払いや五穀豊穣、春の訪れを祝い、床の間や台所、軒先、仏壇や墓などに飾る、小正月の伝統行事です。

1月15日から1月30日頃まで飾り、その後油で揚げて食べます。めの餅を食べると雷除けになるそうです。

私はさいの目に切った餅を刺しているものしか見たことがなかったのですが、丸い餅を刺しているものもあるようですね。

語源は「繭(め)のもち」とされ、繭(まゆ)の豊産を祈ってかたどったものがはじまりだとのことで、もしかしたら元々は丸だったのかもしれません。

このめの餅、子供の頃から当たり前にあったので、西諸県地方特有の風習と聞いて驚きましたΣ(´□`;)

皆さんも是非、15日にめの餅を飾ってみてください。